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高橋愛似の色白美巨乳、たかなし愛のデビュー作。そして、これがデビュー作というにはできすぎの良作。成績を付けるなら、顔=良、乳=優、プレイ=優で余裕の合格点。開始から55分まで乳頭が出てこない(そこまでに1回セックスをしているのに!)という、焦らし度満点の作品だが、それにイラつかず楽しめる人なら、巨乳好きでもそうでなくても楽しめると思う。
構成はセックス3回、おもちゃ攻め1回、フェラ1回、パイズリ1回と標準的。セックス3回のうち、特に全裸をさらしての後半2ファックは良いカラミ。シーン5のファックでの背面座位と立ちバックでの2連続絶頂、そしてシーン6の3Pの終盤、ベッドでの開脚位から2連続中出し(擬似かも)まで突きまくる場面などは、特に見ものである。それぞれ1点(=そのシーンだけで抜ける)を与えるに十分だ。
また、そこまでの諸々のプレイも、肌の白さと乳の柔らかさ+焦らし効果でエロく映ったので、0.5点ずつ加点。合計4.0点で、120分カラミ3つでは優良作。先週レビューした華山美玲のように、女優のキャラと長尺カラミに対してのボーナス点を加えての4点ではなく、地で4点なので、かなりの高評価ということになる。
ただ一点、本作の特徴として、乳にこだわり、かつ男優の顔を極力映さない、というカメラワークが挙げられる。寄りの画がけっこうな数あって、普段なら敬遠する方も多いだろう。しかし、引きで迫力のある画もあるし、女優は美顔、美乳で寄りでも画が持つ。だから普段は寄り画の多用を敬遠される方も、今作はそのあたりを気にせずご覧になってはいかがだろうか。
たかなし愛という芸名は、高橋愛から取ったと思われるが、なるほど誰に似ているかといえば高橋愛が最も近いと思う。少しくぼんで、なおかつクリっとした目の印象がそっくりだ。
少しエラが張っているか。歯は白く、並びも良い。小鼻が広めで、高樹マリアを思い出した。アイメイクが濃いので、素がどんなものか判断しにくいが、メイクをした顔は美形の部類に入る。感じると眉間にしわを寄せて歯を食いしばるが、この顔がそそる。パッケージと大きく異ならないが、映像の方が魅力的。
こちらもパッケージと印象は異ならず、かなり色白の美巨乳。日焼けの後もなく、胸も他の部分も白いし、肌もきれい。お腹も脚も肉付きがあるが、太っているという印象は抱かせない。
胸は、少しだけ外向き、ちょい垂れの巨乳。プレイでの揺れや、寝たときの感じから天然物で間違いないと思う。かなりやわらかそうだが、崩れていない。乳輪は少し大きめで、色の濃さは映像で見る限り普通。乳頭は刺激されるとぷくっと立ち上がる。
性格がわかるほど、女優から話を聞くことができなかった。エロいということだけは分かった(笑)。経験人数は2人などと言っていたが、そんなことはないだろう。プレイを見る限り、ズブの素人でもなさそうだし、既に他に出演作があるだろうとさえ思う。逆にこれがデビュー作なら、すごい素材を持ってきたとメーカーに感謝したいくらいだ。
フェラは、くわえる時には「ジュポッ」とか「ズル」ときつめの吸い込み音を立てる。舐める時にも「ピチャピチャッ」と唾液をからませるのを忘れない。手コキ併用でカメラ目線も多用。特筆すべきテクニックはないが、こういうとこらへんがエロの優等生で、どうしても初モノとは思えない所以である。
パイズリは今作では上下運動に唾を垂らすオプションを付けるにとどまった。爆乳というほどでもないので、完全に包み込めているようではないが、やわらかくて白くて綺麗な胸なので、音も加わればエロさは出る。
喘ぎは、初めは「ハァ…ン、ハァ」と吐息を漏らすだけ。次の段階は喉の奥から絞り出すように「ンン!アァ…!」。スイッチが入ると、眉間にしわを寄せ、歯を食いしばるようになって、激しい息遣いのなかに「アァン…!アァ!アァン!アァン!ハァ!」と泣きの入る喘ぎに。突かれて絶頂が近づくと、「ンクッ!ン!」と力が入って「ィヤァー!ァアー!」と叫び気味に。かわいい声で良い。
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美巨乳へのファーストコンタクト。2度ほど着替えて、乳をいじったり、おもちゃで陰部を責めたり。まだ、乳首は出ない。
簡単なインタビューからスタート。
「彼氏は1年くらいいない。彼氏とかしないので、これまでの経験人数は2人。オッパイは感じる。ぐわっと力強くもまれたりするのがいい。」ということである。
彼氏や経験人数については、話半分で聞き流そう。プレイを見れば、経験豊富なのは明らか。
シャツを脱いで、ビキニになってもらう。
薄緑のチューブトップに着替えて、ジャンプで乳を揺らしたり、ペン型のおもちゃをはさませる。「(もっと太いのを)挟んでみたい…かな?」などと言わせる。
ソファに横たわる愛の乳を、男2人でつついたり、もんだり。起き上がらせ、一人が後ろから乳をもみ、もう一人が股間を刺激する。白くて、やわらかそうで、素敵なおっぱいである。
今度は薄手の白Tシャツに着替えさせる。男2人で胸をいじめた後、愛に自分の乳をもませながら、電マをパンティに押しつける。性感が高まって喘ぎも激しくなり、「ぁあ、ぁあ、…もう、ダメ…!」と声を発したところで電マ停止。愛は面喰った顔で「もうやめちゃんですか…?」と尋ねる。乳首もアクメもおあずけである。
まだ乳首は出ない。
風呂場でのプレイ。
ピンクビキニをまとった愛の体にオイルを垂らす。バイブで乳をなでまわし、挟ませ、くわえさせる。横から出てきた本物チンポをくわえる。
吐息をもらしながら、口をすぼめて、チュポッ、チュポッ、ズポッと音を響かせるきつめの吸い込みフェラで、手コキも併用する。舌先で舐めるときも音を立てながら。カメラ目線が多い。ビキニの下乳を仰ぎ見るようなカットもある。
3分くらいくわえつづけて、両胸の間に発射。お掃除あり。
女優が懸命に(男優も協力しつつ)手で乳首を隠したままのセックス。見る側は焦らされることによって、かえってカラミに見入ってしまう仕掛け。
女優は動きの制約があるなかでも感じている様子だが、やはりちょっと窮屈そうで、絶頂まではしなかったようだ。
しかし、豊満な胸が手で潰されながらも揺れているのは乙なもので、後半に期待がふくらむ良いカラミだと思った。
鮮やかな水色の水着。水着の中に指を入れて乳首を刺激。立った乳首が水着に浮き出る。水着から乳だけを出して後ろからもんだり、乳を吸いながらの指マンで潮を吹かせる。フェラからすこしだけパイズリで、バックから挿入。
後ろから激しく突かれて、歯を食いしばりながら悶える。背面側位は、押さえた手からあふれる乳の揺れが素晴らしい。背面騎乗位で下から突かれながら「奥まですごい!」と泣きが入る。腰を持ちながらの正常位で強く突かれて、快感が高まってきたところで男が胸に発射。愛はまだ余裕がありそう。
待ちに待った乳首映像のお目見え(笑)。
乳輪は大き過ぎず小さ過ぎず、乳首は触るとピンと立つ。ここまで焦らされると変な感動を覚えるくらいだ。
初めから裸の愛。右腕で両胸を覆っている。男優が愛の手をチンコでのけて、手の下から乳頭が現れる。開始から55分も経ったのか。チンコで乳首をつついたり、なでまわしたり、カメラも乳に寄ったり横から撮ったりと、あらわになったおっぱいをしばらく楽しめる。
パイズリは、男が立って、愛が膝立ちの体制から。唾液を垂らしつつ、上下運動が中心。爆乳というほどではないので、画的な迫力には乏しいが、白くてやわらかそうなおっぱいに包まれてるのはたいへん気持ちよさそうである。自分からチンコを握って、乳頭にこすりつけるプレイを経て、仰向けの男のモノをしっかりと包んで、力強い縦ピストンが3分も続く。エロいクチュクチュ音。そのまま谷間に射精。
透け水着での愛撫、そして全裸ファック。
やわらかい胸、快感に歪む顔を中心に据えたカメラワーク。並の女優だとアウトになりかねないが、乳も顔もいいので画が持つ。フィニッシュは全く結合部を映さないので、中出しではないだろう。フィニッシュの手前でもじゅうぶん抜ける、良いカラミ。
透け水着の上から舐められて、さらにくっきりと乳首が浮き出る。直接に舐めて揉んで、開脚のクリと穴2点攻めで軽く絶頂。全裸に向いて、チンコをくわえさせる。乳越しのフェラ姿がエロい。
すべてソファでのファック。
背面座位から挿入。ソファでの背面座位が3つのカラミに共通して在って、胸の上下の揺れと結合部の出入りを存分に楽しめる。下から突かれてイって、ちょっと目がうつろ。次の立ちバックでは、歯を食いしばってイき、ぐぐっと全身が震える。この絶頂2発が見どころ。
側位で顔と乳のアップ。正常位で結合部を映さないままフィニッシュ。カメラが動いて、白い物が垂れる愛の陰部をとらえるが、これは擬似と見てよいだろう。
本作で最も良いファック。男2人で存分に乳を攻め、存分にハメ倒した。女優は体がやわらかいようで、無理そうな体位もこなせる。乳にこだわったアップの画も多いが、引きのエロい画も収めている。最後のフィニッシュ2連発は女優も大声で喘ぐ。
ピンクの透けビキニ。
ブラから乳をはみ出させて、2人の男が両乳首をつまんだり舐めたりしていじめる。クリをこすられてイク寸前。そして、裸にむかれる。両腕を上げさせ、脇を見せた状態での乳なぶりはエロい。2本フェラでも乳をチンコでいじくられてから、挿入。
得意のソファでの背面座位から立ちバックへ。その後も同じパターンがあって、後ろから乳をもまれ、突かれまくる。ベッドでえぐい開脚位で長いストロークで突かれ、背面騎乗位から正常位×中出し2発までは口を歪めて大きな声で喘ぎっぱなし。中出しは真偽が分からないが、そんなことが気にならないほど。お気に入りのシーンで抜かれたし。
tag : たかなし愛
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女優は角度によって顔がコロコロ変わるが、黒目がちで「目線」に魅力がある。Hカップの胸は離れ+盛り上がり乳で珍しいが、ブルブル揺れて見応えがある。目の魅力も手伝って、自分から仕掛けると色気が増す。男の目を見ながらキスしたり、カメラ目線でフェラやパイズリをしている時の方が、色々やられている時より興奮させてくれる(やられっぷりが良くなくて、まだまだ余裕に見えるということでもある)。
得点は0.5点ずつで、1コーナー単独で抜けるほどのものはないという評価をしたが、各コーナーに順位をつけるとすれば、興奮できる順に【パイズリ>激ピストン>デビューSEX=フェラ抜き】となる。「4.パイズリ」での、女優の映りの良さ(かわいさ5割増)と精子の飛び()はどちらも素晴らしい。また「5.激ピストン」の、騎乗位と立ちバックでの激しいピストンと乳揺れも見もの。この2コーナーの流れで1回はヌけるだろう。
カメラの角度、寄りの違いで、コロコロと見え方が変わる不思議な顔。引きだと頬骨が高いベース型の輪郭だが、近くに寄ったり上から撮ると面長に見える。正面で少し下から仰ぎ見る角度で見た顔が最もかわいい。トータルの印象では、AV女優をAV女優でたとえて申し訳ないが、少し肉のついた橘れもん。十分にかわいい部類には入るだろう。表パッケージとは印象が異なるが、映像のほうが良い。
不思議な輪郭はともかく、かのんの武器は、黒目がちの目。キス、フェラ、パイズリと、自分から仕掛けながら男の目を見つめる様子には雰囲気があり、そそられる。またキメ顔があるようで、顔にかけられたりした後、少し切なそうな表情をしてカメラを見つめる。そうすると、(角顔の)皆藤愛子に見える瞬間がある。
Hカップの胸は離れ乳で、ちょっと垂れながらもパンと張る、まさに「乳房」という感じの胸である。寝ても流れず盛り上がっているので、大きな乳の奥に芯があるように見え、正常位では大きなプリンが揺れているよう。乳輪は色素が濃くかなり大きめ。
全体的に丸みを帯びた体、くびれはほとんど見られない。スタイル抜群とは言えず、バランス的にむしろ大きなバストに助けられていると言える。
受け答えは愛想がよい。エロエピソードも気兼ねなく話せる。既に未満レーベルなど着エロDVDに出ていることもあってか、エロ関連のトークにおける振るまい方は、既に身に付けているようである。しかしながら、「初体験は中3で12歳上の人」となかなかの発言があって、「AVアイドル」として売れるつもりはないのだね、とちょっと笑わせてくれる。作中で「緊張している」と繰り返すが、むしろ、受け身のカラミも、自分から仕掛けるパイズリも、余裕でこなしていたように思う。
フェラは、舌でチロチロと先を攻めたり、竿を舐め上げる技巧もあるようだが、今作では口をすぼめてのくわえこみを多用していた。吐息を漏らし、口の中でクチュクチュと音を立てながらピストンする。パイズリについては「内容/4.パイズリ了解」を。
受け身のカラミは、もちろん乳揺れという視覚の楽しみはあるが。正直に言ってそれ以外の面白みに欠ける。「アア、ンア、ァアーン!」と、かわいい声を激しさに応じて変化させてあえぐが、特に前戯では絶頂したと思われるとき以外は、一本調子に聞こえてしまうかもしれない。「5.激ピストン」のフィニッシュと「6.玩具責め」の電マで「イク!」と叫ぶが、見たところけっこうな浅イキであって、まだしばらく激しいエロさは期待できないかも知れない。どうせ激しくできないなら、今後は攻める側の方が女優が活きるだろうというのが、現時点での評者の見立てである。「相手が気持ち良いのが自分にとってもいちばん気持ち良い」との言葉どおり、フェラでもパイズリでも、息を荒げたり声を出したりして男をノせようとしている様子が見られるのが良い。
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服を着た全身を遠くから観察。こぼれそうな、というかこぼれている乳に寄る。
フェラは嫌いではないというかのんに、フェラに関するエピソードを尋ねる。
曰く、口に出された後の処理の仕方が分からず、つい最近まで全てごっくんしていたのだそうだ。最近、友達がティッシュに出すじゃんか、と言ったのを聞いて驚いたらしい。
「だから、今まですんごいサービスしてたんだな、と思いました」
声は低めだが、しゃべり方はかわいい。
裏筋に舌を這わせるところからスタート。玉舐め、舌先で亀頭を刺激。その後は「ンン、ンン…」と吐息を漏らしながら、口をすぼめて弱めに吸いこむピストンフェラ。両目の間からアゴまでべっとりの、結構な量の顔射。お掃除はなし。なかなか気持ちよさそうなフェラだ。
初体験は中3で12歳年上の男と。好きな体位は正常位。相手が気持ち良さそうな顔をしているのが、自分にとっても気持ちいい。他にも、騎乗位など、とにかく顔の見えるが良いのだと。
男優がリード。巨乳はちょっと舐めたり乳首をいじったりする程度で、主に陰部を攻める。パンティを食い込ませ土手を舐め、後ろに手をつかせ開脚させながらのクンニと指マン。全裸になったかのんを仰向けに寝かせ、指マンで潮を吹かせる。フェラは初めから頬をすぼめてくわえこむ。口の中でグチュグチュと音を立てながらの前後運動。
正常位で挿入。先のインタビューの通り、かのんは男の目を見つめようとする。騎乗位は上下のピストンでベッドのスプリングがきしむ。後ろに手をつかせて突き上げる反り騎乗位は、かのんの「決め体位」という感じで、プルプルと巨乳がふるえる。バックは背中が丸まってしまって体が見えず、よくない。腰を持って突く正常位から顔射でちょっとだけお掃除。かのんはまだまだ余裕がありそう。
このチャプターのかのんは、安定してかわいく撮れている。
「お願いします」と一礼して、チンコをなでまわす。時折カメラに視線を向けて「大きくなっちゃってるよ」、「あったかいね」、「早くはさんでほしい?」と甘い声でささやく。
ただ両乳ではさんで上下させるだけではなく、技巧を見せる。左右の乳を入れ違いに上下させてチンコをねじるように刺激する技、左右に乳をすべらして裏筋を撫でる「乳のれん(勝手に命名)」など。再度、かのんが激しい息遣いを交えて両乳はさみで男を興奮させ、発射に導く。ビュル!ビュル!ビュ、ビュ!と4発、すべてが男自身の顔に届くくらいの勢いと飛距離だ。発射後もしばらくこすりあげてから、やさしめにお掃除フェラ。かのんは「すごく気持ちよさそうか顔をしていたから、調子に乗っちゃいました」と笑う。8分と短いが、精子の飛びもすごく、かのんもかわいく撮れており、良いコーナーだと思う。
乳をもんだりすったり、クリをかのん自身にいじらせながら乳首を触ったりと、本作では最も乳攻めが多いが、それでも乳にこだわっているというほどではない。陰部を攻められ声をあげているが、この女優はやられるときよりも、相手の目を見つめながらのキスとかフェラという、仕掛けるときの仕草の方が断然そそる。
あえぎ声は大きめだが、やられっぷりがよくないかのん。しかしながら、原人のファックはパワフルで見所も多い。両手をつないまま下から突き上げる騎乗位、立ちバックでは大きな乳が暴れるのを横と後ろから楽しめる。フィニッシュ前の乳をつかみながら打ち付ける正常位もよい。顔射直前に「イクー!」と声をあげる。事後に「(普段のセックスではめったにイカないのに)イっちゃいました」と言うが、いやはやどうだか。本作のカラミ3つの中では最良。
大部分がおもちゃでマンコ責め。黒田の工夫のないおもちゃ使いと、ずっと同じ調子とまでは言わないが、あまり面白みのないかのんのリアクション。指を入れるとクチュクチュと高い水音。電マをクリに長く押しつけられて、腰をぴんと伸ばして「イクー!」。前のファックではかのんのイキに疑問を呈してが、元来が浅イキなのかもしれない。
ワンピースの胸元から乳を出し、裾をまくり上げて入れる着衣ファック。飛び出している乳の揺れは迫力がある。背面座位の寄りの画では、エロい音が響くのも良い。しかし、こうにも黒田が早くイっては、どうしようもない。測ったら5分半だったが、体位の切り替えもほとんどなかったから、あっと言う間に発射したように感じてしまう。もったいない、というほどのカラミではなかったので他のシーンを楽しもう。
総評でも言ったように、男優リードのカラミでは打っても響きにくいタイプなので、女をハメ倒すような男優でないと、面白くならないだろう。そうでなければ攻めるかのんを見たい。ただ、デビュー作が了解シリーズということで、しばらくはアイドル扱い路線が続くかもしれない。
tag : 大空かのん
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180分収録でカラミが2つだけだが、良いこと取りの総集編ではない通常作としては、最良の部類に入る。よってレビューも長くなってしまった。作品をより堪能するための条件がひとつあって、それは冒頭の15分にわたるインタビューを見る、ということだ。普段は飛ばしがちのインタビューであるが、少し我慢して見つづけていると、華山美玲の特異なキャラクターに引きこまれることになる。このインタビューによって、カラミへの期待感が高まり、実際に期待に匹敵するカラミが見られて、長尺カラミの楽しみが倍増することになる。
華山は「超天然スケベ」と形容するのがふさわしい。これはときに下品にもなる「淫乱」とも、たとえば乃亜のような「計算されたエロ」とも異なる。華山は「あれをしたい、これをされたい」という自分の願望と要求を、思いついた瞬間に、思った通りに口に出す。詳細は後半の「内容」に譲るが、インタビューでは質問に対して特に考え込むことなく、次から次へとエロエピソードを繰り出す。プレイでは、いま自分の中にどのような感覚が起こっており、また相手に何をしてほしいかを、セリフくささのない自然な物言いで的確に伝える。この頭の回転の早さを見ると、わがままとかいう感想など軽く通り越してしまう。これだけ素直に自分の感じていることや思いを表現できる超天然ぶりに、感動すら覚える。
インタビューを見終えると、この「超天然スケベ」がいったいどんなカラミを見せてくれるのか、期待が高まる。長尺のカラミは、この期待にじゅうぶん応えるものだ。華山はたいへんイキやすく、一つの体位で一回はイク。しかし、いったんイクと「もうダメ!」と時間を置きたくなるのだと、男みたいな反応をする。そうして休みを求める華山を、後半ではさらに突きまくって追いこみ、彼女のセックスを次のステージへ押し上げたのは、エロかったし、見応えがあった。先に述べたプレイ中の華山の天然ぶりも楽しい。じっくりカラミを楽しんだあと、シーン4冒頭の華山の憑き物(つきもの)の落ちたような爽やかな顔には爆笑できる。
ちなみに筆者は、セックスが次の段階へ進化したあとのシーン4のホテル撮りがおもちゃ責めなのに非常に落胆した。ここでセックスがあれば最高だったと悔やまれる(笑)。しかし、間違いなく良作で、次回作もたいへん楽しみな女優である。
宣伝文句には安めぐみ似とあり、表パケも似せているが、映像では印象が異なる。筆者は、普段は長島三奈、笑うと森口博子に似ていると見るがどうだろうか。若さの点では、32歳という年齢相応の顔であって、両頬に小さな吹き出物が見られる。頬高で肉付きのある和風顔で、美人の部類に入る。
胸はパンと張ったFカップで、乳輪は茶色く、乳首は大きめだが、少し熟れた感じがかえって魅力的でもある。尻も大きく太ももも張っているが、お腹はすっきりしている。体型は崩れておらず、全体として張りのある体である。張りだけでなく、肌質も綺麗。
「総評」で述べた通り、エロに対する頭の回転の早さが半端ではなく、インタビューでもプレイでも当意即妙の回答と反応。口も体も饒舌である。四六時中エロいことを考えているということで、作中通してエロ以外の話が一切ないというものもすごいが、インタビューでの淀みないエロエピソードの展開と、プレイ中の的確な要求と自己表現の方がもっとすごい。インタビューが15分、カラミが約60分と長いのも、女優の特異な性格を活かすためだったと考えれば納得。
フェラは主に奥までくわえこみながら前後にピストンする方法。クチュクチュとよく音を立てる。奥まで突かれてむせても、イヤではないらしく、さらに苦しいプレイをねだったりする。シーン2のフェラ抜きパートでは、舌先や手技での攻めも見せる。
カラミの間も、ベテラン女優のように場を盛り上げるためではなく、自分の気持ちや要望を表現するために、よくしゃべる。あえぎは息遣いに混じって「ァア!ァアン!」と高めの声を出す。「大きい!」、「当たる!」、「感じちゃう!」というフレーズもよく出てくる。
感じやすく反応は上々で、すぐにイクが、いったん絶頂すると「イっちゃった!…」と暗に相手に動きをやめるよう促すのが特徴。総じて、反応がよく、(男優が前に出張ってこないという意味で)適度にうるさく、見やすいファックをする。イってもすぐに復活するからロングプレイにも対応可能。
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キス→フェラ→顔騎→69から口内発射→休憩から挿入約15分の長いインタビュー。エロエピソードが矢継ぎ早に繰り出される。
以上のようなエピソードを、淀みなく自然な口ぶりで語るので、見ているこちらが感心してしまうほどだ。これは、趣味のことを喜んで語る者の口ぶりである。どんな媚態を見せてくれるのか期待が高まる。
インタビューの終わりに、仕事場のトイレでオナニーをしたことがあるという話をうけて、この場でオナニーをするよう華山に促す。乳首を触りつつ、パンツの中に指を入れてクチュクチュ。間もなく男優が入ってきて、男優に見られ、ちょっかいを出されながらいじり続ける。イカないように寸止めして何度か我慢してから、「見られてたらイっちゃいそう…」などと言いつつ、「イク、イク、イクー!」とピンとのけぞって脱力。
泣きそうな声で「イっちゃった…」と言う華山の体をを愛撫しはじめ、そのままカラミに入る。フェラでは喉奥まで入れてえずいても、逆に「髪の毛をつかまれたい」と懇願して男優も驚く。顔面騎乗クンニでも腰を動かし、感じてイキそうになると、「私も舐めたい」と69に。激しくクリを舐められて一度イったあと、今度は男優が口内に発射。
69の口内発射から少し間を置いて、正常位で挿入。
「大きいこれ!すごい」
「あぁ、当たる、気持ちいい!」
などと言いながら、積極的に快楽を求める。下にいる体勢でも、自分から腰を動かしてしまう。
もちろん、自分が上の騎乗位でも「当たる、当たる!」と腰を振る。前後のグラインドでこすりつけながら尻肉を痙攣させて絶頂する。側位でもイク。
一回イクと休憩が欲しくなると、男のような反応をするので、小休止。
「でもちょっと時間を置けばすぐイケるって感じなんですけど…」と息を切らせる華山に再度挿入。
「一度イった後だから…アァ!当たる!」
「おしっこしたい、しちゃいそう!」
とお口も絶好調。
その後は一度イっても休ませることなく突いて、顔射。
「(一度イったあと突かれつづけたことについて)最後はあのまま我慢してたらどうなるか恐かったけど、我慢してたら今までと違う感じで気持ち良かった」
「(顔射について)すごい汚されているって感じがして、顔を精子まみれにされたいと思っていたから、嬉しいです。興奮しちゃいました」
「思う存分いっぱいできました」―満足ですか?という監督の問いに、「はい。でも、もっとしたい感じ」
こうして文字に起こすとセリフのように思うかも知れないが、ちょっと質が違うのである。
キッチンに立つ華山。料理の手を止めないように言われながらバイブで攻められたことがある。「やめちゃいけないって言われるとかえって興奮して、そのままイっちゃいました」「その場でしゃぶりたかったんですけど(フェラはできなかった)」
「ここも感じるの?」「(乳首を)ちょっと噛まれると感じるの?」と男にやさしく質問しつつ、愛撫とフェラ抜き。玉舐めから竿を吸い込み、舌先と手で亀頭を攻めるなどひと通りのテクを披露する。手コキから胸に発射させる。
しつこく乳と乳首を攻める。下着に手をつっこんでかき回し、一度イカせたところで手を休めず連続でイカせて絶叫。このカラミは「休ませない」というコンセプトか。初めての潮吹きで驚きの表情を見せる。
正常位で入れた瞬間から「ァア、当たってるぅー!」とかなりの悶えぶり。クリをいじられながらの背面側位でイク。見所は、壁に手をついた立ちバックで腰砕けになったにもかかわらず、なお「レイプみたいにしてほしい」とお願いする華山を激しく攻める、バック3連発イカせ。顔射でフィニッシュ。
事後。
「(アソコに)まだ感覚が残ってて、初めての感覚でおかしくなっちゃうかと思った。一瞬記憶が飛んじゃうような感じで、周りに人がいるのも忘れてた。」
あとは、初めての潮吹きの感想など。
薄暗い、ホテルの一室のよう場所でオナニーとおもちゃ攻め。
まず、華山の憑き物(つきもの)の落ちたような爽やかな顔が笑わせてくれる。
「疲れたというより、すっきりしたとか、大満足という感じ。もっとこれからいろんなことを知りたいと思った。一回あんなのを知ると、もっと欲が出そう」
帰ってからもオナニーをするという華山に、ここでして帰ったらと提案する。
自分の指でひととおりいじったあとは、男からの電マ攻め。指入れも組み合わせて絶頂に導く。最後はベトベトになった男の指を華山に舐めさせる。
今回は特異な女優の性格に見入ってしまい、レビューも無駄に長くなってしまった。これだけのパフォーマンスができたということで、全くの新人ではない、むしろベテランである可能性も否定はできないが、そういったことは関係なく楽しめるのではないか。
作品のあとに百花美人のサンプル映像が3ヶ月分収録されていたが、良さそうな女優が多かった。ここはパッケージよりも映像の女優の方が良いという逆転がけっこうあるメーカーで、損をしている。興味のある方は、サンプル映像を探してご覧になることをすすめる。
tag : 華山美玲
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女優はまずまずの美人で、サービス精神も旺盛である。着エロをやっていたということで、イメージシーンでは自分を本来以上に良く見せることに成功しているように思う。しかし内からにじみ出るエロさがないから、頑張っている「いい子」だけど、プレイや本番ではエロを感じない。裏パケには「淫乱着エロアイドルが、デビュー作から壊れてイキまくる!!」とあるが、淫乱ではなく「エッチ」程度で、かつイキまくることもない。
天然の爆乳だが、乳にこだわった攻めや映像が少なかった。正直、顔やエロさが微妙なので、乳に対するこだわりがあれば、少しは楽しめるものになったと思う。実際にチャプター4のパイズリは短時間ながら迫力があったわけで、ここらへんをもう少し長くしたり、本番の中で工夫したりすればヌケる要素も出てきただろう。初めから乳にこだわる気がなかったのかも知れない。
結論としては、ファックの面でも乳の面でも淡白に過ぎて、気持ち良くヌクには役不足の作品、という評価である。
少し離れ目だが、整った顔立ち。歯並びは良いが、歯茎が目立つ。総じて、口を閉じていれば美人だが…、という印象を抱かせる。老け顔でもある。
胸はHカップの爆乳で、寝ると外に広がる天然乳。乳に比例して体全体に肉付きがあり、座位では段腹になるほどなので、まぁ太っている。デコルテから肩、腕にかけて日焼けしている。デコルテから下の、胸、腹、尻にかけては白く、本来は色白なのだろう。白いせいか腹や腰、尻に点在するアザかシミのようなものが目立ってしまい損をしているが、肌質はたいへん綺麗に見える。各チャプターごとにイメージシーンがはさまれているが、服を着たリサはめちゃくちゃナイスバディに見える。服を着ている方がエロいとさえ思う。
性格がわかるほど自分自身について話すことがなかったので、よく分からない。一人称は「リサ」で、丁寧な言葉づかいだが、甘ったるいしゃべり方をする。老け顔とあいまって、つくられたブリっ子に見え、初見ではイラつくかも知れない。ただ、何度か見返して思ったのは、作中を通して、エロい目線や仕草を頻繁にカメラに送っていて、たいへんサービス精神が旺盛だということ。
いま述べたように、誘うような目線、舌舐めずりなどとエロ仕草を投げかけるリサだが、ガツガツとした淫乱系ではなく、今作では受け身で大人しいセックス一辺倒になった。騎乗位でもゆるい動き、自分で動いたといえば、最後の3Pのバックくらい。仕草や発言がエロくても、体からエロさが出ているようには見えなかった。
フェラは手コキ併用の、亀頭ジュポジュポ音立てストローク。パイズリはチンポ全体を包み込んで、かなりのスピードで乳を上下させる。じらしたり、遊んだりするような器用さはなさそうだが、どちらも一瞬で男をイカせる攻撃力はあるようだ。
喘ぎは最初おとなしく、「ハァ、ンン!ハァ!」と息遣いが主。指でされたり、突かれて盛り上がると、「アァ!アァ!」と大きめの通る声で喘ぐ。今作では絶叫と呼ぶほどの激しい喘ぎはなかった。浅イキが多いようだが、深くイクと腰砕けになる。
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銀のローター→ピンクの電マ→ディルド→イククリ派で週2回はする。ローターが好き、というリサのオナニー。うっとりした表情で「ゥン、ハァ…」と、はかなげで大人しい喘ぎ。ディルドを挿入しながら電マでクリを攻めてイク。が、イッたのか?イッたとしても、すごい浅イキ。
「まだイケそう?」という問いにうなずいて、再びいじりはじめるところでフェードアウト。
灰色のタンクトップ姿で、冷蔵庫から出したバナナや、チンコに見立てたガラス管をしゃぶる。引きの画は乳がボンと張ったナイスバディ。脱がない方がエロいぞ。好きなチンコは「硬くて、硬いの」。
先ほどのタンクトップを着たままのフェラ。手コキ併用で主に亀頭部のみを狙うピストンを駆使。吐息を漏らしながら、ジュポジュポ、ジュポっとずっと音を立て続けてのフェラ。舐め上げたりのテクを見せる間もなく、男優をすぐにイカせてしまう。チャプター名に反して、おっぱいの揺れを映す画がありません。
胸への愛撫の時間は短い。リサと男で同じ乳首を舐めるという珍しい画はある。指マンで少しだけ潮を吹いて腰くだけになる以外は、全般的にあっさりした前戯で特に見せ場はない。チンコをちょっと胸にあてたりするだけですぐにフェラさせ、挿入。
男優が主導するが、鈴木は基本的に大人しいファックをする男優。正常位で入れてから騎乗位くらいまではリサも大人しい喘ぎだが、座位で乳を揺らしながら突かれるあたりでは声も大きくなる。バックでは乳を前や横から撮っている。側位で結合部を見せながら突く。口を開けて待ち構えるリサに反して、胸に発射。
チェック柄のビキニから乳首を出して、ディルドでこすったり、はさんだり。
白い乳でチンコをはさみ、クチュクチュと音を立てながら素早く上下に動かす。すっぽりと包まれて、気持よさそうである。リサのあごに飛ぶくらいの勢いで大量発射。
ピンクの衣装。リサはベッドの上。「色々な体位をいっぱいしたい」。股を開いて陰部をさらし、「いっぱいください」、「ローターやおもちゃをいっぱい使ってエッチしたいです」。
いきなりのローター攻めで浅イキ。指マンで泣きそうな顔をしながら激しく喘ぎ、けっこうな量の潮を吹く。フェラはチャプター2の単調なストロークとは異なり、舌を使ったり、首を回したりと技巧を見せる。
立ちバックでハメられながら潮を垂らすのはなかなか良い。重みのある乳が揺れる。座位では逆に垂れた乳が横に広がるが、天然巨乳の証拠ではある。ローターをクリにあてられながらの正常位で「イク、イッちゃう」と叫ぶ。顔射のあとはけっこうしつこいお掃除フェラ。
目隠しをしながら、ちょっとだけ2本フェラ。どっちがおいしいかを聞かれて「こっち」と左手のチンポを指す。即答で「こっち」と答えるのは、珍しくて笑える。
あえてそうしているのかどうかはわからないが、乳攻めがやけに淡白。男が2人でマンコばかり攻める。マンコの方はディルド挿入や電マでよく感じている。指マンで今作で最大量の潮吹きで大きな声が出てしまう。
電マをあてながらの騎乗位で腰くだけになり倒れこむ。両手を後ろに引かれながらのバック突きは、どんな女優でもエロく映る。爆乳もやわらかそうによく揺れる。右手でチンポをしごきながらハメられる正常位で、最後はしごいたチンポとハメたチンポで左右からのW顔射。
初見時の率直な感想は、何この熟女?というもので、どうレビューしようか迷った。しかし、落ち着いて見直してみると、女優のサービス精神に心打たれたし、パイズリも悪くなかった。また、チャプター2のタンクトップ姿は素晴らしいとも思った。ディスクを叩き割る前に、いちど心を落ち着かせることも必要である。
tag : 葉山リサ
※採点の仕方が、他のレビューサイトと比べて特殊ですので、評価基準についてはブログ冒頭の「このブログについて」の記事をお読みください。
双子が出演。色白のお嬢様風の姉・「ふうな」と、色黒のギャル・「ここな」という組み合わせは面白かった。美人姉妹と言ってよい二人である。姉妹ならではのやりとりもあって、ゆるい空気のコメディとして見るなら笑える。
だがAVとしては駄作である。姉妹は全く喘がない。笑顔があったり、白姉の切なげな表情が時々見られるために、なんとかマグロ認定すれすれでとどまったという感じである。だから、淫乱な双子姉妹が快感で乱れる、などという展開は皆無だと思ってほしい。
後にも書いているように、白姉はけっこうノリノリで黒妹をリードするようなこともする。いっぽう黒妹は笑顔はあるものの乗り気でないのが見え見えで、プレイ中も引きつった顔をよくしている。黒妹のスタイルの良さは素晴らしいが、特に反応も喘ぎもなく、AV嬢としてはどうしようもない。とは言え、乗り気のはずの白姉もプレイでは、黒妹と比べれば良い表情や反応を見せるしアソコから水音を響かせるが、妹と同じく全く声を出さない。
撮影のコンセプトにも問題はある。お互いの恥ずかしいところを見せ合うというコンセプトによって、各シーンが撮られている。これでは恥ずかしがって性感に集中できないのも分かる。ただ、静かすぎるのにも限度があって、今作はそ限度を超えている。見る側で無理やり良いところ、興奮できる一瞬を拾ってやらないといけないなんて、失敗作だ。監督(前回レビューした、葉月しおり作品の演出がクソだった「トシオウ」)も、まさかここまで表現の乏しい女優たちだとは予想できなかったかも知れない。
お金に余裕があって、面白い画、やりとりを見たい方、またはマグロでもスタイルの良い女優が好きな方は見てもいいかも知れない。ヌキ優先の方はスルーされるのが得策だ。
白姉ふうなも黒妹ここなも、双子らしく目元から鼻にかけてはそっくりで、同じ位置に八重歯。見分け方は、白姉ふうなのアゴはちょっとしゃくれ気味でシャープ。
白姉ふうなは色白でスリム。胸はAからBカップか。乳輪の色は濃い目で乳首が立っている。骨盤からお尻が広く見えるが、それは上半身がかなり細いため。
黒妹ここなは、細いが姉よりは少しだけ肉付きがあり、日焼けした肌と相まって、締まったいい体をしている。どちらもよく似ている。
これといったテクニックはない。姉妹そろって同じフェラの仕方で、手コキしながら亀頭をゆるくくわえてピストン。
そして、驚くべきことにこれといった性反応もない。白姉ふうなが濡れやすく、指マンやファックでピチャピチャと音を立てるくらいで、二人とも全く喘がず。裏パッケージに「同じ遺伝子で同じ性欲!!」とあるが、それは二人とも喘ぎ声ひとつ出さないという意味だったのだね。
※写真をクリックすると拡大できます。
お互いがどんな子かを紹介させる。
妹→姉「うるさい。頑固。エッチかどうかは知らない」
姉→妹「うるさくて、男っぽい。(妹はエッチ?)わからない」
共通点はうるさいところ。
白姉が黒妹のを見る。<>
感想を聞かれた白姉の第一br声が「そっくり!」。
黒妹の方は、「この人(姉)との違いがわからん」と、照れ笑いして、自分でビラを開くのを断る。
次は黒妹が白姉のものを見る。
黒妹が「(違いとか表現の仕方とか)わかんない」とかはぐらかすが、姉が「一緒って(言いなさい)」と他にも妹を小声で誘導する。監督の「お互いのエッチなとこ知りたい?」という問いにも、戸惑う妹をリードしようとする。
ここらへんで、そっくりな双子の、AVへのノリの違いがはっきりと見えてくる。白姉はノリノリで、黒妹は引き気味のようである。
監督は白姉ふうなに「男優に妹のどういう姿を見たいかリクエストすること。男優にローターを渡して使ってもらうこと」という二つの指示を出す。
男優「お姉ちゃんは妹のエッチ見たことある?」
白姉「おもしろそう」一同笑
男優「感じ方は似てるのかな?喘ぎ声とか」
白姉「似てると思う。声とか一緒だから。」姉妹が顔を合わせ笑う。
男優「性感帯とかは?」
黒妹「(それは)一緒だと思うよ」 2人「ねー♪」
男優「どこが性感帯だとかは知ってるの?」
黒妹「知ってるよ」 2人「ねー♪」
男優「どこなの?」
黒妹「それは秘密だよ」 2人「ねー♪」
白姉「お楽しみだ」 2人「ねー♪」
まさかの「ねー♪」シンクロ連発で、ここが本作一番の見どころ(笑)
ちなみに正解はクリトリスなんだよ、ねー♪
すぐ横で姉が見守るなかのカラミ。 男優が白姉に「(妹に)乳首舐められて気持ちいいか聞いてみて」と言ったりするなど、姉妹同士にコミュニケーションをとらせたり、お互いの痴態に注目させたりしようとする。このように、お互いの恥ずかしいところを見せ合うというコンセプトは、今作の全てのカラミに共通する点である。
愛撫を受ける黒妹を、白姉はニコニコしながら観察している。黒妹は感じているんだかいないんだか分かりにくいリアクション。喘ぎ声は出さない。指マンではピチャピチャと音を立てる。
日焼けした黒妹の引き締まった体は本当に素晴らしい。しかしながら、恥ずかしがって困ったような顔をしたまま、全く声も出ない静かなファック。白姉に結合部を見せるために体位を工夫したりするのが優先されて、女優を感じさせる、イカせるという方向には行かず、ヌケない。
先ほどのセックスは恥ずかしかったと黒妹。「妹のセックスを見たい」と言っていた白姉に対し、黒妹は「抵抗がある」と、ここでも姉妹のスタンスの違い。監督は黒妹にミニ電マを渡し、プレイ中に男優に渡すよう指示する。
いきなりのまんぐり返しで、黒妹に白姉のマンコを観察させる。
指マンでかなりの水音。気持ちいいらしいが、妹が邪魔で姉の表情が見えない。
妹が差し出した電マには、ほとんど反応がなくてすぐにフェラへ。
フェラはゆるくくわえるだけで、男優が腰をグラインド。
けっこう力強いファック。結合部への寄りの画では、いやらしいピチャピチャ音が響く。
挿入すると、笑顔を見せていた白姉の表情も、気持ち良さに声が漏れるのを耐えるような締まった表情になる。妹は対照的なきわめて色白の引き締まった体が激しく突かれるのは、興奮できるポイント。妹と同じで喘ぎ声が全くないので、こちらが気持ち良くヌクことは難しい。
姉が激しく突かれているところで、妹が明らかに引いていて苦笑いなのはご愛敬。
姉妹で同じようなフェラの仕方。右手でしごきながら、ゆるいピストン。無音。
Wフェラは本当にちょっとの時間で、最後は姉がフェラして、けっこうな量の顔射。
鼻からアゴまでべっとりと精子を受けてテンパる表情の白姉に、黒妹の笑いが止まらない。ヌケないが、確かにこちらも笑えるパートである。Wフェラは最後の4Pの方が充実している。
一人の男優が姉妹とハメる3P。が、バランス悪くほとんど黒妹のファックに。
白姉は黒の極小ビキニで、黒妹はピンクのビキニ。これは良い。
どちらから味見されるかで、けっこう本気でもめる姉妹(笑)。ノリノリのはずの白姉が、「いつもお姉ちゃんお姉ちゃん言うから(妹からやれ)」と押しつけようとしたり、黒妹が「ジャンケンは平等だ」と主張したりする押し問答があるが、なんだかんだで黒妹から。
またもや至近距離でそれぞれが愛撫されている姿を観察させながらの前戯。クンニもアナル舐めも、はにかんでしまって緊張感なし、感じている素振りもなし。Wフェラは、白姉のリードで、白姉が亀頭、黒妹が竿と役割分担。そして黒妹が一人でフェラするもすぐに「アゴが痛い」と。白姉が後を引き受ける。
白姉にバックから挿入。先のファックと違って、表情ゆるんだまま。ペラペラしゃべるだけの若手ダメ男優。
白姉はバックだけで、あとは黒妹で駅弁、背面騎乗位、正常位と色んな体位。クリいじりながらの背面騎乗位では寄りの画でピチャピチャと聞こえるが、女優は始終はにかんで無言のまま。スタイルはいいんだが、ファックはどうしようもない。
二人並べて指マンをしたり、その間に姉妹にキスをさせたり、対称的な動きと画が多くなっている。白姉にしつこく指マンを繰り出すのが時間も長く見所か。いい表情をしていてそそるが、声は出さず。Wフェラも白姉は切なげな表情。黒妹は目つきが険しくなってきている。
ファックも左右対称の画が多い。細見でスタイルのいい双子の、隣に並べてのバック、二人にキスをさせながらの背面騎乗位、そして同時顔射フィニッシュの正常位。双子かつ白黒コントラスなんて、珍しいものを見れたな、ぐらいのことは思う。でもエロくないからね。二人に手をつながせてからの同時顔射なんて偽汁丸出しだ。そして最後はつないだ二人の手をモチーフにしてエンドロール、ってヌカせる気あるのかよ。
前回の葉月はまだ素材殺しの批判をなし得る範囲だったが、今作は女優がひどすぎた。これは誰が撮ってもどうにも使い物にならず、トシオウに同情してもいいくらい。姉妹それぞれを個別にハメるシーンでも入れておけば、ここまでの惨事にはならなかったかも知れないが、いきなり本を変えるというのも無理な話だろう。
それにしても、新人作に当たりが出ませんなぁ。今のところ、これといったヒットがありませんよ。