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※採点の仕方が、他のレビューサイトと比べて特殊ですので、評価基準についてはブログ冒頭の「このブログについて」の記事をお読みください。
双子が出演。色白のお嬢様風の姉・「ふうな」と、色黒のギャル・「ここな」という組み合わせは面白かった。美人姉妹と言ってよい二人である。姉妹ならではのやりとりもあって、ゆるい空気のコメディとして見るなら笑える。
だがAVとしては駄作である。姉妹は全く喘がない。笑顔があったり、白姉の切なげな表情が時々見られるために、なんとかマグロ認定すれすれでとどまったという感じである。だから、淫乱な双子姉妹が快感で乱れる、などという展開は皆無だと思ってほしい。
後にも書いているように、白姉はけっこうノリノリで黒妹をリードするようなこともする。いっぽう黒妹は笑顔はあるものの乗り気でないのが見え見えで、プレイ中も引きつった顔をよくしている。黒妹のスタイルの良さは素晴らしいが、特に反応も喘ぎもなく、AV嬢としてはどうしようもない。とは言え、乗り気のはずの白姉もプレイでは、黒妹と比べれば良い表情や反応を見せるしアソコから水音を響かせるが、妹と同じく全く声を出さない。
撮影のコンセプトにも問題はある。お互いの恥ずかしいところを見せ合うというコンセプトによって、各シーンが撮られている。これでは恥ずかしがって性感に集中できないのも分かる。ただ、静かすぎるのにも限度があって、今作はそ限度を超えている。見る側で無理やり良いところ、興奮できる一瞬を拾ってやらないといけないなんて、失敗作だ。監督(前回レビューした、葉月しおり作品の演出がクソだった「トシオウ」)も、まさかここまで表現の乏しい女優たちだとは予想できなかったかも知れない。
お金に余裕があって、面白い画、やりとりを見たい方、またはマグロでもスタイルの良い女優が好きな方は見てもいいかも知れない。ヌキ優先の方はスルーされるのが得策だ。
白姉ふうなも黒妹ここなも、双子らしく目元から鼻にかけてはそっくりで、同じ位置に八重歯。見分け方は、白姉ふうなのアゴはちょっとしゃくれ気味でシャープ。
白姉ふうなは色白でスリム。胸はAからBカップか。乳輪の色は濃い目で乳首が立っている。骨盤からお尻が広く見えるが、それは上半身がかなり細いため。
黒妹ここなは、細いが姉よりは少しだけ肉付きがあり、日焼けした肌と相まって、締まったいい体をしている。どちらもよく似ている。
これといったテクニックはない。姉妹そろって同じフェラの仕方で、手コキしながら亀頭をゆるくくわえてピストン。
そして、驚くべきことにこれといった性反応もない。白姉ふうなが濡れやすく、指マンやファックでピチャピチャと音を立てるくらいで、二人とも全く喘がず。裏パッケージに「同じ遺伝子で同じ性欲!!」とあるが、それは二人とも喘ぎ声ひとつ出さないという意味だったのだね。
※写真をクリックすると拡大できます。
お互いがどんな子かを紹介させる。
妹→姉「うるさい。頑固。エッチかどうかは知らない」
姉→妹「うるさくて、男っぽい。(妹はエッチ?)わからない」
共通点はうるさいところ。
白姉が黒妹のを見る。<>
感想を聞かれた白姉の第一br声が「そっくり!」。
黒妹の方は、「この人(姉)との違いがわからん」と、照れ笑いして、自分でビラを開くのを断る。
次は黒妹が白姉のものを見る。
黒妹が「(違いとか表現の仕方とか)わかんない」とかはぐらかすが、姉が「一緒って(言いなさい)」と他にも妹を小声で誘導する。監督の「お互いのエッチなとこ知りたい?」という問いにも、戸惑う妹をリードしようとする。
ここらへんで、そっくりな双子の、AVへのノリの違いがはっきりと見えてくる。白姉はノリノリで、黒妹は引き気味のようである。
監督は白姉ふうなに「男優に妹のどういう姿を見たいかリクエストすること。男優にローターを渡して使ってもらうこと」という二つの指示を出す。
男優「お姉ちゃんは妹のエッチ見たことある?」
白姉「おもしろそう」一同笑
男優「感じ方は似てるのかな?喘ぎ声とか」
白姉「似てると思う。声とか一緒だから。」姉妹が顔を合わせ笑う。
男優「性感帯とかは?」
黒妹「(それは)一緒だと思うよ」 2人「ねー♪」
男優「どこが性感帯だとかは知ってるの?」
黒妹「知ってるよ」 2人「ねー♪」
男優「どこなの?」
黒妹「それは秘密だよ」 2人「ねー♪」
白姉「お楽しみだ」 2人「ねー♪」
まさかの「ねー♪」シンクロ連発で、ここが本作一番の見どころ(笑)
ちなみに正解はクリトリスなんだよ、ねー♪
すぐ横で姉が見守るなかのカラミ。 男優が白姉に「(妹に)乳首舐められて気持ちいいか聞いてみて」と言ったりするなど、姉妹同士にコミュニケーションをとらせたり、お互いの痴態に注目させたりしようとする。このように、お互いの恥ずかしいところを見せ合うというコンセプトは、今作の全てのカラミに共通する点である。
愛撫を受ける黒妹を、白姉はニコニコしながら観察している。黒妹は感じているんだかいないんだか分かりにくいリアクション。喘ぎ声は出さない。指マンではピチャピチャと音を立てる。
日焼けした黒妹の引き締まった体は本当に素晴らしい。しかしながら、恥ずかしがって困ったような顔をしたまま、全く声も出ない静かなファック。白姉に結合部を見せるために体位を工夫したりするのが優先されて、女優を感じさせる、イカせるという方向には行かず、ヌケない。
先ほどのセックスは恥ずかしかったと黒妹。「妹のセックスを見たい」と言っていた白姉に対し、黒妹は「抵抗がある」と、ここでも姉妹のスタンスの違い。監督は黒妹にミニ電マを渡し、プレイ中に男優に渡すよう指示する。
いきなりのまんぐり返しで、黒妹に白姉のマンコを観察させる。
指マンでかなりの水音。気持ちいいらしいが、妹が邪魔で姉の表情が見えない。
妹が差し出した電マには、ほとんど反応がなくてすぐにフェラへ。
フェラはゆるくくわえるだけで、男優が腰をグラインド。
けっこう力強いファック。結合部への寄りの画では、いやらしいピチャピチャ音が響く。
挿入すると、笑顔を見せていた白姉の表情も、気持ち良さに声が漏れるのを耐えるような締まった表情になる。妹は対照的なきわめて色白の引き締まった体が激しく突かれるのは、興奮できるポイント。妹と同じで喘ぎ声が全くないので、こちらが気持ち良くヌクことは難しい。
姉が激しく突かれているところで、妹が明らかに引いていて苦笑いなのはご愛敬。
姉妹で同じようなフェラの仕方。右手でしごきながら、ゆるいピストン。無音。
Wフェラは本当にちょっとの時間で、最後は姉がフェラして、けっこうな量の顔射。
鼻からアゴまでべっとりと精子を受けてテンパる表情の白姉に、黒妹の笑いが止まらない。ヌケないが、確かにこちらも笑えるパートである。Wフェラは最後の4Pの方が充実している。
一人の男優が姉妹とハメる3P。が、バランス悪くほとんど黒妹のファックに。
白姉は黒の極小ビキニで、黒妹はピンクのビキニ。これは良い。
どちらから味見されるかで、けっこう本気でもめる姉妹(笑)。ノリノリのはずの白姉が、「いつもお姉ちゃんお姉ちゃん言うから(妹からやれ)」と押しつけようとしたり、黒妹が「ジャンケンは平等だ」と主張したりする押し問答があるが、なんだかんだで黒妹から。
またもや至近距離でそれぞれが愛撫されている姿を観察させながらの前戯。クンニもアナル舐めも、はにかんでしまって緊張感なし、感じている素振りもなし。Wフェラは、白姉のリードで、白姉が亀頭、黒妹が竿と役割分担。そして黒妹が一人でフェラするもすぐに「アゴが痛い」と。白姉が後を引き受ける。
白姉にバックから挿入。先のファックと違って、表情ゆるんだまま。ペラペラしゃべるだけの若手ダメ男優。
白姉はバックだけで、あとは黒妹で駅弁、背面騎乗位、正常位と色んな体位。クリいじりながらの背面騎乗位では寄りの画でピチャピチャと聞こえるが、女優は始終はにかんで無言のまま。スタイルはいいんだが、ファックはどうしようもない。
二人並べて指マンをしたり、その間に姉妹にキスをさせたり、対称的な動きと画が多くなっている。白姉にしつこく指マンを繰り出すのが時間も長く見所か。いい表情をしていてそそるが、声は出さず。Wフェラも白姉は切なげな表情。黒妹は目つきが険しくなってきている。
ファックも左右対称の画が多い。細見でスタイルのいい双子の、隣に並べてのバック、二人にキスをさせながらの背面騎乗位、そして同時顔射フィニッシュの正常位。双子かつ白黒コントラスなんて、珍しいものを見れたな、ぐらいのことは思う。でもエロくないからね。二人に手をつながせてからの同時顔射なんて偽汁丸出しだ。そして最後はつないだ二人の手をモチーフにしてエンドロール、ってヌカせる気あるのかよ。
前回の葉月はまだ素材殺しの批判をなし得る範囲だったが、今作は女優がひどすぎた。これは誰が撮ってもどうにも使い物にならず、トシオウに同情してもいいくらい。姉妹それぞれを個別にハメるシーンでも入れておけば、ここまでの惨事にはならなかったかも知れないが、いきなり本を変えるというのも無理な話だろう。
それにしても、新人作に当たりが出ませんなぁ。今のところ、これといったヒットがありませんよ。